鏡開きが終わりましたが、みなさんカビのはえてしまったおもちってどうされているのでしょうか?
同市内にある実家では、毎年キネとウスで餅つきをするので我が家の鏡もちは手作りです。流行りの真空パックと違って餅と餅の間はかびだらけ・・・・。これって、もう捨てるしかないのでしょうか?
食べのこして冷蔵庫に入れっぱなしだったものにもうっすらとカビがでているものがあります。捨てるにはしのびないのですが、食べる勇気もありません。何か良い方法があったら教えてください。
以前Weeklyビットメモで掲載していた記事には、カビを包丁で削ると書いてありますが、見た目でカビだと思う部分だけ削ればOKなのでしょうか?ずいぶん前になりますが、友人から「かびって、結構深いところから菌が根をはっているから、表面のカビだけとってもだめなんだって。体にも毒らしいよ」と聞いたことがありまして、パンなどはちょっと出ただけでも捨てておりました。去年の鏡餅はどんど焼きの前に、そっと神社に置いてきました。
是非体への影響やどの程度削れば良いのかを教えて頂けたらと思います。
(きりまるママ)
「もちのカビは安全です」とは言い切れないので、カビが生えないようにしましょう、カビを食べないようにしましょう、と注意を促すわけです。
かびの生えたお餅は食べない方が賢明です。
おもちに生えるカビは現在知られているだけでも20種類以上あるといわれています。その中でも青カビが多く、チーズの熟成に役立っているものもあれば、発ガン性物質を生産するものもあります。専門家でもパッと見ただけでは違いがわかりません。
また、カビの菌糸は内部に深く入っているので、カビの見えるところだけそぎ落とせば大丈夫というものでもなく、カビの毒は熱に強いものもあるので、焼いたりゆでたりしても安心とは言えません。
はっきり見えるのは、色が出ている胞子です。しかし、表面に胞子が出ていると言うことは、内部にかなりの白い菌糸があるということです。カビは空気を好みますので表面に出現し易く、内部だけにあるということはありません。カビを削るのではなく、大胆に餅も削りましょう。
カビを生えさせないことが一番です。鬼が笑うかもしれませんが、来年は水餅にしたり、早めに冷凍したりしましょう。
(管理栄養士 根岸・石川)