昔から、その土地にはその土地の水と料理(お茶も含めて)があり、適していた訳ですで、迷わなかったのですが、最近は世界の料理、世界の水、世界のお茶が入って来て、迷いますね。
そもそも、硬度とは水の中のカルシウムとマグネシウムの量を数値化して表しています。硬度が低いと軟水ですがあまり少ないと味が無いようです。
日本の水は程度の差はありますが軟水が多く、欧州にはかなり硬度の高いものがあります。
経験的に、せっかくミネラルウォーターを使ったのに、緑茶の味が無く、ご飯がパサパサだったということがありませんか?
一般的には、「和風の出汁」「炊飯」「湯豆腐」「緑茶」には『軟水』、「しゃぶしゃぶ」「鍋物」「洋風のスープ」は『中硬水』、『硬水』は飲料(スポーツ後、カルシウム補給、便秘解消?)に適していると言われています。
また、「紅茶」は、『硬水』では濁った色に出ることがありますので、茶葉によりますが、ダージリンやセイロンは『軟水』が、アッサムは『中硬水』が向いているでしょう。
一方、「コーヒー」は、インスタントコーヒーでは差はありませんが、ローストやドリップ、エスプレッソなど、こだわる人へは、ドリップなら『軟水』を、エスプレッソなら『中硬水』をおすすめします。なお、コーヒーメーカーで硬水を使い続けるとカルシウムが機械の中で沈着しますので、ご注意を!
(管理栄養士 根岸)
※軟水、中硬水、硬水の違いについて
WHO(世界保健機構)が示す「飲料水質ガイドライン」によると、
・軟水--------硬度0〜60mg/L未満
・中硬水------硬度60〜120mg/L未満
・硬水--------硬度120〜180mg/L未満
・非常な硬水--硬度180mg以上
となっています。