食生活Q&A - 管理栄養士の先生方が食生活の疑問に答えます!

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2005年11月22日

ご質問

ムチンについて

いまが旬の里芋やレンコンなどのネバネバの成分、ムチンは体によいと聞きました。どのようによいのでしょうか。成分を壊さない調理法も教えてください。

(オラウータンさん)

お答え

ムチンはたんぱく質と多糖類が結合した粘性物質です。食品だけに含まれているのではなく、気管、胃腸などの消化管、生殖腺、目などヒトの粘膜の表面はムチンで覆われています。胃は胃酸で溶けないのは胃がムチンで保護されているからと言われています。ムチンは粘膜をうるおし、損傷を防ぎ、丈夫にしますので、消化器官では、胃潰瘍や胃炎の予防・改善に効果があり、呼吸器官では、鼻の粘膜を丈夫にして風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくすると言われています。
ムチンの持つタンパク質分解酵素は熱に弱いので、これらの効果を期待するならば、生のままか、加熱を最小限に抑えるなど調理の工夫が必要です。

(管理栄養士 根岸)

今回、回答いただいたのは…
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栄養学博士/管理栄養士
根岸由紀子
女子栄養大学 准教授
栄養科学研究所 食品成分分析センター
管理栄養士ですが、大学では食品の研究をしています。ご質問は、なるべく具体的にお願いします。食品成分や調理・加工に関することは得意ですが、「○○に効く」というのは苦手です。美味しい物大好き人間です。
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