食生活Q&A - 管理栄養士の先生方が食生活の疑問に答えます!

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2005年12月06日

ご質問

「カニすき」と「カニちり」の違い

カニ料理に、「カニすき」と「カニちり」とありますが、元々「○○すき」と「○○ちり」には、なにか違いがあるのでしょうか?

(「もすかう」さん)

お答え

「○○すき」は、もともと、「鋤焼」で鉄板や浅鍋で焼き、炒め煮し、または煮ながら食べる料理で、鳥肉などの肉を使いました。牛肉の使用は明治維新以後で、関東では「牛鍋」でしたが、「すきやき」が一般名になりました。ざく(野菜や豆腐)を取り合わせ、醤油、割り下で調味します。「とりすき」「魚すき」「豚すき」もあります。
「ちり鍋」は、魚介類(タイ・タラ・フグ・カキなど)と野菜類(ハクサイ・シュンギク・シイタケ・ネギなど)との鍋料理です。鍋で煮た物を薬味と酢醤油で食べます。魚介類の方の名前をつけて「たいちり」「ふぐちり」と言います。
よって違いは、本来、「○○すき」は肉だったので、「かにすき」の歴史は浅そうです。鍋で調味するか調味された汁で煮るのが「かにすき」で、煮てから薬味と酢醤油で食べるのが「かにちり」でしょうか。

(管理栄養士 根岸)

今回、回答いただいたのは…
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栄養学博士/管理栄養士
根岸由紀子
女子栄養大学 准教授
栄養科学研究所 食品成分分析センター
管理栄養士ですが、大学では食品の研究をしています。ご質問は、なるべく具体的にお願いします。食品成分や調理・加工に関することは得意ですが、「○○に効く」というのは苦手です。美味しい物大好き人間です。
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