ほうれん草に含まれるシュウ酸による骨粗鬆症などの影響が現れるのは、既に結石がある方を除いて(その場合は控えましょう)、生で1kg以上食べ続けた場合に起こると言われています。適度な量で、茹でて食べれば問題ありません。
シュウ酸はほうれん草のあくの成分で水溶性ですので、茹でることにより70〜80%程度減らすことができます。
(管理栄養士 石川)
1日に食べるべき野菜の量からすると、ほうれん草からのシュウ酸量は多くありませんので、「カルシウムの吸収に悪い影響があるので注意を要する」と言われてはいますが、「結石や骨粗鬆症にならないために」食べるのを止める必要はありません。但し結石の方に食べる量を控える栄養指導をすることはあります。
どんな野菜、山野草にもシュウ酸はあり、量の違いで、シュウ酸の違いは有りません。「えぐみ」であり、「あく」として取り除きますが、それが「もち味」でもあります。
ほうれん草のシュウ酸は、「ゆでる」ことと「水にさらす」ことで取り除けます。ゆでる場合はゆで汁中へ流出しますので、たっぷりの湯を使います。水をかけるのではなく、流水で流します。無水鍋や電子レンジで加熱した場合も、流水で流しましょう。
シュウ酸は、ほうれん草、たけのこ、ツルナや一部の山菜に多く含まれ、他の野菜には多くありません。
(管理栄養士 根岸)