食生活Q&A - 管理栄養士の先生方が食生活の疑問に答えます!

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2006年01月10日

ご質問

ほうれん草の“シュウ酸”について

ほうれん草のシュウ酸についてですが。シュウ酸を多量に摂取すると、体内に蓄積していたカルシウムと結びついて、結石や骨粗しょう症の原因となると聞きました。ほうれん草のシュウ酸は安全ですか?またシュウ酸を取り除く方法はありますか?

(「寒中見舞い」さん)

お答え

ほうれん草に含まれるシュウ酸による骨粗鬆症などの影響が現れるのは、既に結石がある方を除いて(その場合は控えましょう)、生で1kg以上食べ続けた場合に起こると言われています。適度な量で、茹でて食べれば問題ありません。
シュウ酸はほうれん草のあくの成分で水溶性ですので、茹でることにより70〜80%程度減らすことができます。

(管理栄養士 石川)

1日に食べるべき野菜の量からすると、ほうれん草からのシュウ酸量は多くありませんので、「カルシウムの吸収に悪い影響があるので注意を要する」と言われてはいますが、「結石や骨粗鬆症にならないために」食べるのを止める必要はありません。但し結石の方に食べる量を控える栄養指導をすることはあります。
どんな野菜、山野草にもシュウ酸はあり、量の違いで、シュウ酸の違いは有りません。「えぐみ」であり、「あく」として取り除きますが、それが「もち味」でもあります。
ほうれん草のシュウ酸は、「ゆでる」ことと「水にさらす」ことで取り除けます。ゆでる場合はゆで汁中へ流出しますので、たっぷりの湯を使います。水をかけるのではなく、流水で流します。無水鍋や電子レンジで加熱した場合も、流水で流しましょう。
シュウ酸は、ほうれん草、たけのこ、ツルナや一部の山菜に多く含まれ、他の野菜には多くありません。
(管理栄養士 根岸)

今回、回答いただいたのは…
ishikawa.gif
管理栄養士
石川 裕子
女子栄養大学
栄養科学研究所
現在はバレエ研修生の栄養相談を主にしています。食べ物の好き嫌いはほとんどなく、おいしいものには目がありません。
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NHKの試してガッテンと言う番組で、得た知識ですが
ゆでてもシュウ酸はなくならないので、それでが身体に害が出るそうです。シュウ酸を分解して体外に出す方法のひとつには、動物たんぱく質と一緒に食べ合わせることで、回避できるということを教えていました。
私もガッテンしてるのですが・・・・・・・・・・・・

川口 佳子 at 2012年09月06日 10:21
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