悪玉、善玉とよく言われますが、両方ともなくてはならないコレステロールです。コレステロールは、生体の細胞膜やステロイドホルモンなどの重要な成分であり、肝臓で生合成されます。
コレステロールを遠心機にかけて比重の高いものをHDLコレステロール、低いものをLDLコレステロールと言います。体の中では、LDLはコレステロールを肝臓から末梢へ運び、多すぎると動脈硬化となります。このため、LDLコレステロールは悪玉と言われるのです。HDLはその逆の働きをして末梢から肝臓へと運ぶ働きをしています。
LDLコレステロールが高い場合、食生活での留意点は以下の通りです。できそうなものから始めてみましょう。
1)肉に対して魚や大豆が少ない場合は、肉を減らして魚と大豆を合わせて週7回以上とる。
2)卵が週4個以上の場合は、週3個にする。
3)洋菓子、牛乳が多い場合は、和菓子中心にし、低脂肪牛乳にする。
4)緑黄色野菜、海藻が少ない場合は、野菜は1食に生なら両手に1杯(加熱したものなら片手に1杯)のうち半分を緑黄色野菜にし、海藻を毎日とる。
(管理栄養士 石川)