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生活習慣病予防週間
「生活習慣病予防週間」について 「生活習慣病予防週間」について 生活習慣病は、糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が主な発症原因であると考えられている疾患の総称です。また、これらの疾患を基礎として発症する虚血性心疾患・脳卒中なども含める場合があります。一般に30〜40歳代以上の世代から発症しやすくなり、かつその発症に生活習慣(食事習慣、運動習慣、喫煙、飲酒など)が深く関わると考えられている病気の総称です。かつては加齢によって発病すると考えられたために「成人病」と呼ばれ、特に脳卒中、がん、心臓病は3大成人病とされ、集団検診による早期発見、早期治療の体制が進められましたが、その後の研究で、原因の大半が長年にわたる生活習慣にあり、子供の頃から予防に気を付けなければならないことから、1997年頃から「生活習慣病」と呼ばれることが多くなりました。特に脳卒中が多発する時期である寒冷期の2月1日から7日が、厚生労働省主催の「生活習慣病予防週間」となっています。
今年の「生活習慣病予防週間」のスローガンは、『内臓脂肪 減らして防ぐ 生活習慣病』。スローガンの募集に当たり厚生労働省は、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の考え方を取り入れた生活習慣病の予防に重点を置いた、事業展開を図る意向を示しています。
「メタボリックシンドローム」について 「メタボリックシンドローム」について メタボリックシンドロームは、心血管疾患予防を目的としてハイリスクグループを絞り込むために定義された疾患概念です。内臓脂肪の蓄積によりインスリン抵抗性(耐糖能異常)、動脈硬化惹起性リポ蛋白異常、血圧高値を合併する状態。簡単に言うと、高血圧や肥満などの生活習慣病が複数発症した状態を言います。2002年、WHO、NECP(米国)は健康対策として、これを重視する方針をうちだし、診断基準を発表していますが、日本人についてもこれらのリスクファクターが3個以上合併した場合の心血管疾患危険率は通常の30倍以上に達することが報告されています。
従ってリスクの高い対象者(ハイリスク者)を効率よく抽出し、実効性のある生活習慣病改善支援を行うなどの対策が重要であると考えられています。飽食と運動不足による過栄養を原因として内臓脂肪(腹腔内脂肪)が蓄積すると、脂肪細胞よりさまざまな生理活性物質、アディポサイトカインの分泌異常をきたし、糖・脂質代謝異常、高血圧、さらには心血管疾患を惹起します。単に偶然リスクファクターが集まったものではなく、これらの代謝異常の上流に内臓脂肪蓄積を共通の基盤としてもつことが重要です。言い換えれば、メタボリックシンドロームは体重減量、とくに内臓脂肪減量により確実な予防効果が期待できる症候群であるといえます。過栄養の是正や運動習慣獲得による内臓脂肪減少により代謝状態が改善することについては、すでにいくつかの有効性に関する事例が報告されており、対象とする集団をしぼった効果的な保健指導(生活習慣改善支援)プログラムの作成が可能と考えられます。
「メタボリックシンドローム」の診断基準 日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本肥満学会、日本循環器学会、日本腎臓病学会、日本血栓止血学会、日本内科学会が合同でメタボリックシンドローム診断基準検討委員会を構成して検討を重ね、診断基準を発表しました。
内臓脂肪蓄積を疾患の上流と考えるため、内臓脂肪量の測定を原則としています。内臓脂肪量測定には腹部CTによる判定が正確ですが、一般の健診の場で広く用いられるよう腹囲を採用し、BMI25Kg/m2未満であっても腹囲が基準値を超えれば内臓脂肪型肥満と判定します。 「メタボリックシンドローム」の診断基準
「メタボリックシンドローム」の予備軍 「メタボリックシンドローム」の予備軍 メタボリックシンドロームの診断基準には達しないが、減量によりリスクが改善する肥満を「メタボリックシンドローム予備群」と位置づけ、同シンドロームに移行しないように生活習慣を改善する必要があります。
具体的には
a. 腹囲は基準値以上で、糖代謝、脂質代謝、血圧の異常が1項目までのもの。
b. 腹囲は基準値以下だが、BMI25以上で、上記リスクを1項目以上有するものを予備群(境界型)

※上記症状または予備軍に該当すると思われる場合、必ず医師にご相談ください。

参考:「メタボリックシンドロームの考え方」(厚生労働省 健康対策指標検討研究班)
   「生活習慣病」(ウィキペディア フリー百科事典)


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